今日の出会い、それは必然だったのかもしれません。

お話をしたい人が偶然、隣に

今日は、ずーっと願っていた出会いがありました。
以前から、彼の存在は知っていて、
でも、声を掛けるタイミングがなく3ヶ月ほどたっていました。
このままじゃ、きっとすれ違ってしまうと思っていたところ
たまたま、彼と隣になることがあって、
思い切って話す事ができました。

ほら、話せよと場を作ってくれたようでした。

ふうでごうが話したかった彼は
数年前、肺がんが見つかり、その時すでに他の場所にも転移していて
ステージ4だったそうです。

現在の彼は、新薬が彼の癌に合い、脳の癌がまだ残っていて治療をしていますが、元気にしています。
最初に癌と分かった時、彼は沢山本を読み、食生活、心の持ちようなど
いろいろ生活を見直していったそうです。
抗がん剤の治療も苦しかったと言っていましたが、
穏やかな彼の表情からは、数年前、そんな大病を患ったことを感じることはできませんでした。

そんな彼が、一緒に完治を目指して一緒にがんばる人たちのお役に立ちたいと言っている姿を見て、
2年前に乳がんで他界したふうでごうの母のことが重なり、
どうしてもお話したかったのです。

ふうでごうの母は、体の調子がすこぶる悪いと病院に行って、診断を受けた時には、乳がんで、全身に転移していました。
MRIの写真を見せてもらったのですが、それはショッキングなもので、
体全身に黒い影がドットのようにちりばめられていました。
え?
何の写真?
人の形をした枠のなかに黒の点ばかり、それも、全てに・・

先生は、とにかく進行を遅らせることを考えて、抗がん剤治療をはじめましょう
と言ってくださり、母もふうでごうも、がんばろうと心を決めたのですが、
白血球が少なすぎて、治療ができないという結果になりました。

選択肢は自宅で介護か、病院(ホスピス)で過ごすかという2択になりました。

母の癌が分かる前、たまたまテレビで見ていたホスピスが実家の近くにあり、
そちらで、40日ほどお世話になりました。

診断を受けた病院から、ふうでごうが希望するホスピスの名前が出た時は、
とてもびっくりしましたが、
それ以上に、まだ数少ないホスピスへの入院はとても難しいと言われました。

診断書を持ってホスピスに面談に行くと、すぐに、
移ってきてください。お部屋が今、空いていますから。
と快く母を受け入れて下さったのです。

そのホスピスでは不安がる母を、やさしく介護してくださいました。
母が気分のいい時は、大好きなお風呂に淹れてくださったり、
ベットごと大きな窓際に連れて行ってくださったり、
本当に母に寄り添ってくださいました。

母が、癌を告知されてから、不思議なご縁が重なり、
母と一緒に、周りの方に感謝しようね。と何度も2人で話ました。
母の口から出る、何かをしてもらった時の
「ありがとう」が
ホスピスの看護婦さんの癒しになり
お母さんの言って下さる「ありがとう」は本当にうれしい。
私たちの癒しになっています。と言って下さるようになりました。

また、病状が進み、出来なくなることが増えていったのですが、
「時間がかかってもいいから、今できることをやろうね」
と母を励ましていました。

その中で、”おしめ”だけはどうしてもしたくないと言い、
最後まで、看護婦さんの手を借りながらですが、
トイレに自分でいくことができました。

ホスピスにいた40日間、母と過ごして多くは話さなかったのですが、
母が女性として、人間として、この世を去るお手伝いができたなって
思っています。

そんな経験から、彼と、お話をしたかったのです。
彼は新薬と出会い、新薬を打てる条件が揃い、また、自分で癌を克服する道を模索し、頑張って生きている。
ふうでごうの母は治療ができず、ホスピスを選び、精一杯できることを
やって他界しました。
生きようと頑張っている彼には、母のことはコクな話かもしれませんが、
大きな病気は一人では戦うことはできません。
患者さんの家族の立場から何かしらお手伝いができれば、声を掛けてほしいということを伝えたかったのです。

彼が、癌をプレゼントだと思い、今までの生活を見直して前向きに生きている姿に心から応援をしたいとも伝えたかったのです。

ちょっとした勇気を持って、偶然が必然にかわるかも・・?


おそらく5分くらいだったでしょうか、
彼と2人でお互いの気持ちをぶつけ合い、
また、必要な時に声を掛けて欲しいと伝えることができました。

お話をしたくても、話すタイミング、場がなく、
疎遠になってしまう方もいますが、
今回話せた彼は、近々には何かお手伝いできることはないかもしれませんが、
この先、何かでまたご一緒することがあるかもしれません。

会いたい、お話したいと思っても、チャンスがなく
すれ違う方もいらっしゃいますが、
お話をすることができる「場」ができているのに、
恥ずかしい、また今度と自分から遠ざけることがないよう
その出会いの「場」に気が付き、一言声を掛けることができるといいですね。
こんな出会いを重ねて学習をしていくと、
どんどん素敵なご縁に恵まれていくんでしょうね。

ぜひ、会いたい、お話したいと思っていた人と偶然に「場」ができた時、
勇気を持って、声を掛けてみてください。
それは人生の中の必然に変わるかもしれません。

このブログを読んで頂いてのご感想、お待ちしてます。
是非、みなさんとの出会いを偶然ではなく、必然にしていきたいです。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

     

風を感じて一人あるき。

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