【読書の部屋】水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』ガネーシャの教え:「頑張る人生」か「頑張らない人生」どちらを選ぶのも自由

こんにちは、ふうでごうです。

夢をかなえるために「頑張る」のも「頑張らない」のも自由だけれど、
「頑張る」ための教えが詰まった

水野敬也著  『夢をかなえるゾウ3』

をご紹介します。

「頑張る」か「頑張らない」を選ぶのは自由

『夢をかなえるゾウ3』の

夢をかなえるゾウことガネーシャ様は

なんとブラックガネーシャ様になって
ムッキムキ、黒光りしているのです。

通常のガネーシャ様は甘党で、あんみつ大好き!

一方、ブラックガネーシャ様は

プロテインと黒コショウのクロテイン
具の中に辛子がたっぷり入ったおでんなど、

むっちゃ辛いのがお好き!

ガネーシャ様が、ブラックガネーシャになるというキャラ設定で
すでに前作を越えていて
間違いなく、

ムッキムキの激辛ブラックガネーシャ様のとりこになります!

夢をかなえるために、「頑張る人生」か「頑張らない人生」かを
選ぶのは自分だと主人公にあの関西弁で語りますが、

夢をかなえるために「頑張る人生」を選んだ主人公に
ブラックガネーシャ様は激辛ブラックに寄り添います。

ちょっとネタバレですが、途中ガネーシャ様は”小ゾウ”になって
しまいますが。。。。

『夢をかなえるゾウ』ってどんな内容?

『夢をかなえるゾウ』は夢をかなえるゾウことガネーシャが
夢をかなえたい人の元へ降り立ち、
ほぼ強制的に契約を交わし、
あやしい関西弁の教え「ガネーシャの課題」を与え、
その課題をクリアしていく毎に、
夢をかなえたい人が夢をかなえていく体質に変わっていく物語です。

「ガネーシャの課題」は自己啓発本や成功本に書かれていることと
同じかもしれませんが、

「ガネーシャの課題」を一つずつこなしていく
夢をかなえたい人の経験が
まるで読んでいる人が同じように経験しているかのように
心に響き、
夢をかなえたい人、凡人がどのようなマインドで
どのように行動していけばいいのか

そして、どのようなところでつまずき、悩み、
不安になるのかが分かります。

つまずいた時、悩んだ時は、
ガネーシャ様の温かい喝、大いに笑えるジョークで
優しく包んでくれます。

自己啓発本、成功本といえば、
著者はほぼ、世間でいう「成功者」

「夢をかなえるゾウ」は実際に行動するのは
成功とは程遠い、どこにでもいる人。

だからこそ、自己啓発本、成功本にはない
凡人目線の夢をかなえるための言葉が心に響きます。

『夢をかなえるゾウ1』は自分の夢の見つけ方。
夢にむかっての行動の仕方が
ガネーシャ様の課題として出されます。

『夢をかなえるゾウ2』は
芸人になれたけど、なんだかパッとしない人生、
でも、やめるにもけじめがつけられないという
人の元にガネーシャ様は降り立ちます。

今やっていることの、もっと根底にある
ことをあぶり出し、
別の道でも夢が叶えられることを
「ガネーシャの課題」で学びます。

『夢をかなえるゾウ3』に込められた思い

夢をかなえるためには、

「つらいことや苦しいことは決して避けられない」

ということです。

人ぞれぞれ「夢」はちがいます。

幸せな家庭を持つことだったり、

お腹いっぱいにあんみつを食べることだったり

ずっと寝ていることかもしれませんし、

社会的成功、有名になることかもしれませんし、

お金を沢山稼ぎたいかもしれません。

ちょっと何かを我慢したり、
ちょっと1歩を踏み出す勇気があったら
叶う夢のこともあるでしょう。

『夢をかなえるゾウ3』3のガネーシャ様の課題を
クリアしていく主人公は

彼氏がほしい、お金もほしい、
海外旅行なんなら世界一周、
何でもほしい
全部ほしい!!

という女性です。

社会的な成功を収めたいという願望を持っている女性。

この物語の主人公のように、多くの人が望む
一般的な夢や成功を手に入れようとするなら、
それ相応の魅力や価値を身につけなければなりません。
そのためには、多くの人が避けて通ったり、
途中で引き返してしまう苦しい道のりを
進み続ける必要があります。
ガネーシャは、その道を行くあなたをサポートする
ことはできますが、苦しい道のりを「楽(らく)」に
することはできません。

しかし、多くの人は目の前の苦しみを避けようとします。

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

めんどくさい、後でいいか、ダメかも・・・

そんな言葉が頭の中でぐるぐると回って

わたしにはだめだ、できないと諦めてしまう。

そんなことを繰り返してきた、
諦めきれない、そして成功を願う人への

苦しみを乗り越えた先に見える何かを
何かがあることを
『夢をかなえるゾウ3』には書かれています。

ガネーシャ様が主人公を去った後の主人公の姿が
その答えかもしれません。
(最後に1年と9カ月後のことが書かれています。)

『夢をかなえるゾウ3』超簡単あらすじ

主人公が占いをしてもらっているところから物語ははじまります。

この占い師、主人公の状況を見事に言い当てます。

彼氏がいないこと

貯金が底をつきはじめていること

そして

彼氏がほしくて、お金もほしくて、
何でもほしくって、
全部手にいれたいと思っていることも。。。

主人公は占い師に聞きます。

「どうしたらいいですか?
私、どうしたら幸せになりますか?」

という問いに占い師(赤城さん)は

「無理かもね」
「ええ!?」
「このままだと、あなたは何も手に入れられない」
「うええっ!?」
ショックを受け過ぎて叫び声がおかしくなった。
「そ、そんな・・・・。なんとかしてください!
何も手に入れられない人生なんて・・・・
そんなの、絶対に嫌です!」
 思わず赤城さんの手をつかんでいた。
赤城山は、そっと私の手をどけて言った。
「ズバリ言うことになるけど、いい?」

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

この後、ガネーシャ様の像、

そしてもっと強力なブラックガネーシャ様の像を
すすめられ

購入することになるのです。

そして次の日、主人公は生のガネーシャ様とご対面。

前日、占い師にすすめられたガネーシャ様の像を見た時

主人公は

「気持ち悪っ」

て言ってしまったのです。

そう、言ってしまった。。。

これが、生ガネーシャ様を呼んでしまったのです。

そして、生ガネーシャは主人公に言います。

「最初に言うとくけど、ワシ、自分のこと助けへんからな」

とはじまり、

主人公のガネーシャ様に対する言葉が
ガネーシャ様を怒らせ

ブラックガネーシャ様登場!!

「で、自分、覚悟でけてるか?」
「か、覚悟?」
「自分、夢かなえたいんやろ?せやったら、それ相応
の『痛み』ちゅうもんが必要になるわいな」
(ど、どういうこと?)
 ガネーシャの言葉の意味が分からず戸惑っていると、
ガネーシャはフッと鼻で笑って言った。
「まあ、そんなんどうでもええけどな。ワシがこうして
ブラックモードに突入した以上、
もう後戻りはできへんから」
 ガネーシャはそう言うと、黒光りする花を天井に向けて
まっすぐ伸ばした。
 そしてパオーン!と吠えると、どこからともなく一枚の
紙がひらひらと舞い降りてきた。
 ガネーシャは四本ある手の一つでそれをつかむと、
別の手で私の右手をつかんだ。

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

ブラックモードになったブラックガネーシャ様は
かなりのブラックで、

契約を強行し、

いきなり最初の課題へと移ります。

それ相応の「痛み」を乗り越えていくための
案内役としてのブラックガネーシャ。

最初の課題もいきなり激辛ブラックです。

その前にガネーシャ様らしく、お供え物を
要求するのですが。。。笑

そして最初の課題

「三分や」
「え?何?」
「今から三分やるわ。それまでにこの部屋で
『必要な物』言えや。
言わんかったものは破壊するで」
「は?破壊?何言ってんの!?
ちょっと待ってよ、全然話が見えない・・・・」

ピッ・・・・

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

主人公は必要なものを時間に焦りながらも
携帯電話、キッチン用品の1つ1つ、
洋服も1つ1つ
挙げていきます。

タイムリミットになり、言えなかったものは
すべてブラックガネーシャ様が破壊!

ショックで茫然としている主人公に
ブラックガネーシャ様は

「ちょっと欲しいもの」ばかりに埋め尽くされた部屋は
主人公の心の状態を表していると。

「ちょっと欲しいもの」に溢れた家に住んでたら、
本当に欲しいものは絶対に手にはいらないと語ります。

「自分がなんとなく見てるテレビ番組、なんとなくやってる
ゲーム、ほんまに欲しいもんなんか?自分の収納やパソコンの
中には、ほんまに欲しいもんだけが入ってんのか?もし、そうや
ないんやとしたら、自分が本当に欲しいと思てるもんは
一生手に入らへんで、部屋の大きさが限られているみたいに--
自分がもてるもんも、生きている時間も、
全部限られてるんやからな」

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

最初の課題を乗り越えられなくては、
主人公の望んでいる、「ほんまに欲しいもん」は
手に入らないと
そのためには、本当に必要なものを得るための
自分のコントロールが必要だと教えてくれます。

でも、主人公の望んた道は自分で選んだ道を
「頑張る」か「頑張らないか」
を選ぶのは自由だといいます。

「頑張った」先に見える「楽しさ」を知ってから

「ワシは、みんなが『頑張る人生』と『頑張らへん人生』
の両方を経験した上で、好きな方選んだらええ思うねん」

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より

ブラックガネーシャ様は激辛ブラックでも
主人公を包み込む愛はとても温かく大きいのです。

いきなり、部屋のものを壊されるという事態を経験した主人公は
ほろほろ苦い失恋をしつつ、
ブラックガネーシャ様 いや、
この物語の大半はペンダントを失くした
ガネーシャ様が小ゾウになって
主人公を激辛ブラックで導いていきます。

最初に出てきた占い師は、ガネーシャ様を敵とする
なんと日本の神様、稲荷。

日本の商売の神様の稲荷と小ゾウになったガネーシャ様
が主人公への課題を出し、
その間で揺れる主人公ですが、

人が喜ぶことを損してもやる

ということを学んでいきます。

『夢をかなえるゾウ3』ガネーシャ様の課題(教え)

・自分の持ち物で本当に必要なものだけを残し、
 それ以外は捨てる

・苦手な分野のブラス面を見つけて克服する

・目標を誰かに宣言する

・うまくいっている人のやり方を調べる

・一度自分のやり方を捨て、うまくいっている人の
 やり方を徹底的に真似る

・空いた時間をすべて使う

・合わない人をホメる

・今までずっと避けてきたことをやってみる

・お客さん目線で自分の仕事に感動できるところを
 見つける

・一度儲けを忘れてお客さんが喜ぶことだけを考える

・自分の考えを疑ってみる

・自分にとって勇気が必要なことを一つ実行する

・優れた人から直接教えてもらう

・一緒に働いている人に感謝の言葉を伝える

・自分で自由にできる仕事を作る

・余裕のないときにユーモアを言う

水野敬也著『夢をかなえるゾウ3』より


ガネーシャ様の教えだけを読んでいると、
「分かってるよ」って
思うことが多いはずです。

ただ、言葉だけ読めば。

『夢をかなえるゾウ3』の主人公が
ガネーシャ様が教えを授ける前、授けてもらった後の
悩み、不安、行動を本を読みながら
一緒に体験してみると
それぞれの「課題(教え)」の日常生活にどのように
生かすことができるかが腑に落ちます。

最後には、消えそうなガネーシャ様からの最終課題が
主人公に与えられます。

自分にとことん向き合い、継続して克服していく

最近は、コツコツとなんて言葉は流行らないかもしれません。

先行きが不案な世の中だからこそ、

状況が一転した時に

自分らしく、

自分の思いを表現できる場を求めている人には
『夢をかなえるゾウ3』は
とても共感できる部分が多いと思います。

ガネーシャ様の課題(教え)をやってみようと思った時、

あの、愛に溢れた激辛ブラックガネーシャ様が頭から離れないでしょう。

そしてガネーシャ様と話をしてしまうのです。

「ガネーシャ様これでいい?」

そうなったら、ガネーシャ様と契約を交わしてしまったのかもしれません。

ガネーシャ様が成功を手助けしたという
有名な偉人たちのエピソードも読みどころの一つ。

夢をかなえるために「頑張る」か「頑張らない」かは
本を読み終わった後に決めてみてはどうでしょう。

そして、今、夢をかなえるために前進している人には
心に寄り添うような激辛ブラックな教えが
一歩前へとあなたを導いてくれるでしょう。

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

     

風を感じて一人あるき。

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