成功の「成」は自らを完成し、「功」は周りに功徳を積むこと。本「ジャック・マー アリババの経営哲学」

こんにちは。ふうでごうです。

ジャック・マー アリババの経営哲学  編著 張燕

を読みました。

アリババのこと、ジャック・マーを知り、
「世の中をよくしたい!」という信念を信じて疑わず
失敗しても、批判されても、信じた道を歩み続けた
ジャック・マーの生き方に

続けることの大切さを学びました。

アリババとは阿里巴巴集団(アリババ・ホールディング・グループ)

2019年9月にアリババの会長を退いたジャック・マーのことを
ご存知ですか?

欧州のサッカーを見ていると「Alibaba」を目にすることがあります。

アリババは物語「アラビアンナイト」の「アリババと40人の盗賊」をイメージさせるので、中東の会社かと思いきや、
中国のIT企業でした。

その規模、世界最大の企業間電子商取引(B to B)を行っています。
中小企業と中小企業を結び、商売を円滑にすすめるための場を
ネットで作っている会社です。

アリババグループの中には、タオバオ(B to C)、アリペイ
(ソフトバンクのPayPayのアリババ版)などがあり、
世界中に出先があります。もちろん日本にも!

1999年に創業したまだ新しい会社ですが、

創業者 ジャック・マー

を語らずしてこの急成長を説明することはできません。

カリスマと言われるジャック・マー

「カリスマ」とは人々の心を引き付けるような強い魅力のこと、またそれを持つ人のことをいいます。

ジャック・マーを見ると、
(ネットで、「ジャック・マー」を検索すると出てきます。)

小柄で、浅黒く、決して男前でもなく。。。
目だっているのは、ギョロっとした目!

容貌から創造するに、
冷たくて、数字にうるさい、利益至上主義の人に見えます。

この世の中、夢を抱き、たゆまぬ努力をし、常にまんんでさえいれば、たとえ容姿がどうであれ、関係ない。男の才能は往々にして反比例するのだ。 

馬雲

ジャック・マー アリババの経営哲学より

世界中のだれが見ても、「アジア系の顔」で
こんなことを言ってのけるジャック・マーのハートの強さに感動すら覚えます。

そんなジャック・マーの本当の姿は

社員に気さくに話かけ、会社のパーティーでは率先して社員を笑わし、
まるで家族に接しているかのようだといいます。

アリババの社内は笑顔で満ちていると、
一度その会社を訪れた人達は、社内の雰囲気に驚くそうです。

ジャック・マーが大切にしているもの

誠実にそして信用を得る

ジャック・マーがあるテレビ番組にでて金銭問題の討論をしている人たちに対して言った言葉に

「私を含め、この場にいる多くの人が、1人の起業家として自らを振り返ったと思う。私はこのような起業家になりたいのだろうか。私たちは起業家といえるだろうか。起業家、商売人、ビジネスパーソンの間に何か違いがあるだろうか。商売人はただ利益だけを考える。ビジネスパーソンは状況を見て何をとるか決める。起業家は社会的責任を負い、価値を作り出し、よりよい社会を目指す。しかし、あなたが優秀な商人、優秀なビジネスパーソン、あるいは優秀な起業家になろうとするならば、必ず持っていなければならないものがある。それが誠実さだ。誠実さはものごとの礎だ。だが、最も基本的なことというのは往々にして最も難しいことだ。しかし、これができれば、どんな人の道も長く遠くまで続くだろう。」

「あなたと同じように、私も学生時代に起業した。そのとき、4人に騙された。彼らは皆私より年上で、彼らの話はとても面白かった。だから私は騙された。だが、今でも私はちゃんとやっている。私を騙した男たちは、当時は私よりずっと大きなビジネスをしていたが、皆、やめてしまった。人を騙すような者は必ずひどい目に遭う。人を騙さないということは、誘惑に負けず、プレッシャーに負けず、欲に負けない、ということだ。」

ジャック・マー 「アリババの経営哲学」より ジャック・マーの言葉

ジャック・マーはどんな大変な事態になっても、
相手のことを思い、誠実に対応することを心がけています。

アリババの社員だけでなく、お客様に対しても。

人はどうしても、目先の利益を追い求めるがために、
人としての道からはずれて、
自分を守ろうとします。

嘘をついたり、言い訳をしたり、
騙すつもりはないけど、自分の都合のいいようなことを言ってみたり。

そういう時、
自分を守ろうとする弱さに負けない。
自分の地位を守ろうという欲に負けない。

それがジャック・マーのいう、誠実なのです。

誠実な態度を取り続けることで、信頼を生み、
成功する基盤ができるのだと
繰り返し言っています。

この誠実を貫くには、勇気と度胸が必要です。
その勇気と度胸をどこで身につけたのか?

ジャック・マー英語で観光案内をする!

ジャック・マーが少年の頃にさかのぼります。

ジャック・マーの祖父は国内で革命が起こっていた時
反革命分子とみなされていたため、
同級生からいじめを受けていました。

ジャック・マーはいじめられても、不公平な扱いを受けても、
やるべきときには絶対に尻込みしなかったのです。
果敢にも立ち向かう勇気のある少年でした。
しかし、あまり勉強ができる子ではありませんでした。

中学時代に地理の先生が授業中に

数人の外国観光客に道を尋ねられ、中朝な英語で答え、
ついでにその外国観光客を観光案内をし、
感謝されたことを話したそうです。
「あなたたちは、地理だけでなく、英語もしっかり勉強しなければいけません。」
との地理の先生の言葉に、

ジャック・マーは自分のお小遣いから小さなラジオを買い、
毎日英語の放送を聞くようになります。

そして外国じんの多い所(観光地)に出掛け、
「英語が下手だ」と笑われてもメゲずに、
英会話の練習に励みます。

中学時代のうちに、
自転車に外国観光客を乗せて、ジャック・マーの住んでいる
杭州の街のすみずみを英語で案内できるようになっていました。

英語を身につける過程で、
ジャック・マーは
より勇気と続ける意思の強さを身につけます。


数学が苦手で、高校もランクを下げて受験、
不合格で、補修を受けてなんとうか高校へは入学。

大学受験は数学が

1点

しか取れず、不合格。
3度目の受験でなんとか数学の点を上げることができたものの、
本科には不合格しています。
かろうじて専科に入学。
その後、大学本科の外国語学部英語科にすべりこむことになります。
後に、英語の教師になります。

このことからも、
ジャック・マーは

やろうと決めた事は、どんなことがあっても決してあきらめず、
続けて努力をすれば、
道はひけるということを身をもって経験をします。

小さい頃からの経験の積み重ねが、
誠実で勇気あるジャック・マーを作っていったのです。

自分を疑ってもいい、信念を疑うな!

「失敗してもかまわない。だが、人間としての執念を失ってはならない。」

「どの痛手も、それにたえられさえすればより強くなれる。期待が大きければ失敗も大きい。だから私は、明日はきっとひどい日だ、なにかよくないことが起きるに違いないと考える。そうすれば本当に悪いことが起きても恐くないからね。
打ちのめされるくらいなんだというんだ?来るなら来い、きっと切り抜けてみせる。困難に負けない力がつけば、真の自信になるんだ。」

ジャック・マー アリババの経営哲学より

アリババをつくり、世界の名だたるIT企業と肩を並べるようになるまで
沢山の苦い思いや、失敗、辛い経験をしてきたジャック・マーの
言葉には、重みがあります。

ジャック・マーがアリババをつくろうと決めたときの想い、信念が

『世界中のあらゆる商売をやりやすくするために、
小さな企業をサポートする』

なのです。
この信念が使命感となり、今のアリババグループの基盤にあります。

自分がこの信念、使命感を貫くために取った行動が、
失敗や、批判されたとしても、
アリババを使ってくれる人たちが

商売をやりやすくするためであれば、

甘んじて受け入れ、見直し、
また、この信念のために、
我慢強く、誠実にサポートしていくのです。

そして、今のアリババがあり、
この使命感を持ち、成長、変化しつづけていくのです。

誰も、ジャック・マーをぐらつかせることはできない。

ジャック・マー アリババの経営哲学

この本には、ジャック・マーの生き方、失敗、信念が書かれています。
読めば読むほど、ジャック・マーを愛さずにはいられませんし、

ジャック・マーの誠実さに惹かれ、
何年苦楽を共にしてきた人たちがとてもうらやましく感じます。

ジャック・マーの生まれた環境がこのような偉大な人をつくりあげたのかもしれません。

経験から学び、経験から成長し、経験から自分自身を作っていく。

一つの行動の指針としてジャック・マーの言葉は記憶し、
それを実践してみる価値は十分にあると思います。

最後に、ふうでごうがこの本を読んで一番心に残った言葉

この世に生まれてきたのは、起業するためでも、
仕事をするためでもなく生きるためだ。

人生は何を手に入れたかではなく、
何を経験したかで決まる。          馬雲

ジャック・マー アリババの経営哲学より

この言葉で終わります。

違った国に生まれ、違った環境で育った人
今の自分には遠い存在の人の
考え、行動指針に触れることは、

自分がかたくなに信じている事、殻をやぶれないでいることに
気が付かせてくれます。



ぜひ、一度「ジャックマー アリババの経営哲学」を読んでみることをおすすめします!!


長くなりましたが、最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。










     

風を感じて一人あるき。

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