緒方貞子さんの深い思いやりの心、決断力はどこからくるものだったのか。

ふうでごうのあこがれの女性の一人、

緒方貞子さんが

10月22日に亡くなられました。

ご冥福をお祈り申し上げます。



実はちょうど、以前買っていた緒方貞子さんの本

「私の仕事  国連難民高等弁務官の10年と平和の構想」

を読んでいたところでした。

本の中の膨大な情報量、知らないことだらけで、
なかなか読み進められずにいました。

録画していた「NHKスペシャル」を何度も観た。

録画して何度も観ている
NHKスペシャル「緒方貞子 戦争が終わらないこの世界で」を

緒方貞子さんが亡くなったと知ってから
また繰り返してみてみました。

内容は、緒方貞子さんが国連難民高等弁務官に就任してからの
10年間の業績と、生い立ちをまとめたものです。

この番組で
緒方貞子さんの、歯切れのいい物言い、カッコよさと、
それでいてエレガントなところばかりを見ていて、

10年間という期間を難民のために
なぜ情熱を注ぐことができたのか、ということ考えてみたことが
ほぼほぼ無かったのです。

緒方貞子さんとは

緒方貞子さんの祖父と父は外交官であり、
母方の曽祖父は5・15事件で暗殺された犬養毅首相です。

「貞子」という名前はこの曽祖父がつけてくれたそうです。

ご自身は、14歳の時に太平洋戦争を経験しています。

戦後、大学卒業後、アメリカの大学院で政治学を学び、
満州事変に関する政策決定過程分析を博士論文として発表し、
研究者として国際基督教大学でお勤めでした。

そんな中、日本の国連代表団に41歳で参加したのをきっかけに、
国連公使などを歴任し、
大学のお仕事を休職し、国連外交の現場を経験しています。

そして、ふうでごうが知る、
国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の高等弁務官に
1991年に64歳で就任されます。

3期10年間高等弁務官をされています。
歴代の高等弁務官はすべて男性。
任期は5年ですが、10年間高等弁務官をされた方は
緒方貞子さんだけでした。

女性初の国連難民高等弁務官という肩書だけでも
すごいことなのですが、
「小さな巨人」
と国際的に評価される理由は、

それまでの、国連難民高等弁務官事務所の仕事は
国外の難民の支援をしてきたのを、

国内の難民の支援をすることを決め、
世界各国の軍が動かず、国連軍さえも動かなかった
難民キャンプの治安を守るため、
難民キャンプがある国の軍人を警備にあたらせたり、
国連難民高等弁務官事務所の組織改革をしたりと、

今までのルールに縛られず、
難民の立場に立って人道支援をすることを貫いてきたことにあります。

これは、1年の半分以上を現場に赴く、
徹底した現場主義に基づくものでもあります。

「最後は勘です。」

NHKスペシャルのインタビューに中で、
決断を下す時、トップである自分で決めるしかないという話の中で、
決断を下す状況が大変苦しい時、
この言葉、
「最後は勘です。」
と緒方貞子さんがおっしゃられるところがあります。

ふうでごうは、これまでこのシーンを見て

緒方貞子さん、かっこいい~!!

って小学生のような反応をしていました。

でもこの「勘」
いろんな研究をされ、情報を収集した中で
生じるもので、

えいやー!!どうにかなる!

と、軽々しい気持ちで決めていたものではないのだと
この番組を改めて見て感じました

少しでも、そう思ったことが恥ずかしいです( ;∀;)。

いつか、真の緒方貞子さんを理解したい。

ほぼほぼ国際社会のことなど、気にせずに生きてきました。
この平和な日本で、飛び込んでくるニュースや情報を受け取るだけで
十分に生活していけます。

そんな今のふうでごうには、

緒方貞子さんの
「命を救うことを最優先にしてきた」決断力、

思いやりにあふれ、冷静に現実を見据える力、

勇気ある行動と、大胆な決断で世界の尊敬を集めた

本当の姿を、

情報として受け取ることはできますが、
なかなか深く理解することは、たいへん難しく感じています。

これから日々の生活の中で、
緒方貞子さんが常におっしゃっていた

「多様性」

人と接する時、相手を尊重し、

異人ではなく偉人として接し、

相手を理解するということを常に考えて行動したいと思っています。

あこがれの女性と書きながら、
緒方貞子さんの歩んできた情報さえも、
表面をなぞるような理解しかできない自分が凄く歯がゆいです。

色々なことを学び、
いつか、緒方貞子さんの真の姿、やってこられらことを
少しでも理解できるようになりたい。。。


この記事を理解が深まる毎に更新し、
育てていきます。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。

     

風を感じて一人あるき。

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