【和訳/歌詞】Smells Like Teen Spirit スメルズ・ライク・ティーン・スピリット Nirvana ニルヴァーナ~グランジの代表曲を和訳

今回は

Smells Like Teen Spirit
      スメルズ・ライク・ティーン・スピリット
Nirvana ニルヴァーナ

を和訳しました。

超簡単にNirvanaニルヴァーナ

1987~1994年まで活動をしたニルヴァーナ。
「グランジ」というロックのジャンルをメジャーなものに
しました。
それを決定づけたのが今回ご紹介する
1990年に発表した「Smells Like Teen Spirit」といわれて
います。
そしてボーカル、ギターのカート・コバーンの自殺によって
「グランジ」をまたアンダーグラウンドへと導びきました。

「グランジ」とは grunge 辞書では「薄汚い」という意味

ロックのグランジとは、1980年代末に米国シアトルで
起こったロック音楽のスタイル。ひずませたギターの音を全面に
出した荒々しいサウンド、シンプルな構成と内省的なくらい歌詞に
特徴がある。(引用:広辞苑)

「1980年代末に米国シアトルで起こった」
まさに Nirvana ニルヴァーナを指しています。

ニルヴァーナが活動を始めた頃は、アメリカでは、
LAメタル、ヘアメタルというものが
ロックのメインストリームを作っていました。
そこへ強引に押しのけるように
「Smells Like Teen Spirit」が収録された
2枚目のスタジオアルバム「Nevermind」を発表。
「Smells Like Teen Spirit」はカート・コバーンの思惑通り
アメリカのヒットチャート1位を獲ります。
そして一気に「グランジ」というジャンルが今までロックを
聴くことのなかった人々にも聴かれるようになったのです。

しかし、カート・コバーンは悩みます。
「グランジ」という人の心の奥底にあるダークな部分を歌う
ロックのアンダーグラウンドを求めてバンドをやってきたのに、
売れてやる!と意図して発表し、それがメインストリームを食う
までの存在になってしまった。。。(超簡単にです!)
もっと悩みは深く、複雑だったと思います。
ドラッグにハマり、精神的に不安定になっていきます。
そして、入院先の病院から抜け出し、自宅で自殺・・・
カート・コバーンの死とともに「グランジ」は
元居た場所へと戻っていきます。
そして、時を同じくしてロックがどんどん元気がなくなっていくのです。

ニルバーナはアメリカ シアトル出身の3人組(最終メンバー)
ロックバンド。
ボーカル、ギターのカート・コバーン
ベースのクリス・ノヴォセリック
ドラムのデイヴ・グロール

ボーカル、ギターのカート・コバーンは1994年に自殺。
そこでNirvana ニルバーナの活動は終わります。

ドラムのデイヴ・クロールは1994年から
foo Fighters フー・ファイターズを結成し
確固たる地位を築いています。

もっと「Smells Like Teen Spirit」

カート・コバーンはこの曲をほんの数分で作ったと
言われていて、
カート・コバーン自身も

「どうも皆深読みしたがるみたいだけど、
ありゃ単なるゴミだよ」

とインタビューに答えています。

メジャーデビューをし、売れるために作った曲ですが
一番歌いたくない曲でもあったようです。

Teen Spirit (ティーンスピリット)は
アメリカの制汗剤の商品名です。
カート・コバーンが付き合っていた女性が付けていて、
カート・コバーンからティーンズスピリットの香りがすると
友人から言われたことを面白がって題名につけたとか。。。

Smells Like Teen Spirit 歌詞和訳

Load up on guns, bring your frinds
銃に玉をこめて、仲間を連れてこい
It’s fun to lose and to pretend
失ったり、フリをしたりが面白い
She’s overbord and self-assured
彼女はハイになって自信満々
Oh no, I know, a dirty word
やっちまった、そうさ汚い言葉

Hello, hello, how low
もしもし、なんて最悪なんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, hello
ハロー、ハロー、ハロー

With the lights out, it’s less dangerous
明かりを消したら、危険は減る
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
I feel stupid and contagious
バカげてるし、移りやすいんだ
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
A mulatto, an Albino
混血、アルビノ
A mosquito, my libido, yeah
モスキート、俺の性的衝動

I’m worse at what I do best
ベストを尽くすってやつが苦手さ
And for this gift, I feel blessed
こんな才能クソくらえ
Our little group has always been
俺らのコミュニティはいつも
こうだった
And always will until the end
最後までなんだろうな

Hello, hello, how low
もしもし、なんて最悪なんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, hello
ハロー、ハロー、ハロー

With the lights out, it’s less dangerous
明かりを消したら、危険は減る
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
I feel stupid and contagious
バカげてるし、移りやすいんだ
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
A mulatto, an Albino
混血、アルビノ
A mosquito, my libido, yeah
モスキート、俺の性的衝動

And I forget just why I taste
なんで味わってるのか忘れたよ
Oh yeah, I guess it makes me smile
そうだ、俺を笑顔にしてくれるんだ
I found it hard, it’s hard to find
難しいって分かったし、
分かることも難しんだ
Oh well, whatever, nevermind
そうさ、なんだとしても、
気にするな

Hello, hello, how low
もしもし、なんて最悪なんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, how low
もしもし、どんだけ落ちてんだ
Hello, hello, hello
ハロー、ハロー、ハロー

With the lights out, it’s less dangerous
明かりを消したら、危険は減る
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
I feel stupid and contagious
バカげてるし、移りやすいんだ
Here we are now, entertain us
さあ俺たちはここだぜ、楽しませてくれ
A mulatto, an Albino
混血、アルビノ
A mosquito, my libido, yeah
モスキート、俺の性的衝動

I’m worse at what I do best
ベストを尽くすってやつが苦手さ
And for this gift, I feel blessed
こんな才能クソくらえ
Our little group has always been
俺らのコミュニティはいつも
こうだった
And always will until the end
最後までなんだろうな

A denial, a denial, a denial, a denial,
a denial

否定、拒絶
A denial, a denial, a denial, a denial
否定、拒絶

引用:歌詞 Smells Like Teen Spiritより
和訳 ふうでごう

ふうでごうのつぶやき

こんにちは、ふうでごうです。

何度か書いたのですが、ふうでごう
洋楽のロックが好きで、
ニルヴァーナ出現前のヘアーメタルというジャンルに
なるのでしょうか、
ボン・ジョヴィ、ガンズ・アンド・ローゼスは
良く聴きました。
そうそう同時期のイギリスのニューロマンティック
カルチャー・クラブなんかもね。

最近はグランジというジャンルはなぜか飛び越えて
ポストグランジ、パンクやニューウェーブを取り込んだ
もっと重低音のきいた曲を聴いたりしています。

まあ、基本雑食なのですが。
いいものはいい。フィーリングの合うものは
何でも好きなのです。

今回のニルヴァーナを和訳するに当たって、
フィーリングで聴いていたロックを文字で
語ろうとした時に避けては通れない
ロック史なるものを少しばかりインプットし
ました。
ブログがupできなかった言い訳でもあるのですが笑

クラッシックから始まり、黒人の教会音楽
そしてブルース。。。ちょっと時代は飛びますが
白人のロッカー、エルビス・プレスリー
と脈脈と受け継がれている音楽の歴史を
半日かけて体感しました。

簡単なロック史のゲシュタルトを
頭の中に作った状態なので
これから過去によく聴いていた曲を和訳しながら
しっかりと定着していけると思いますし、
ロックを聴くのがもっと楽しみになってきました。
(いや、音楽全般かな)

これって何かを学ぶときにとても重要な姿勢で
ある人物に興味を持った時に
その人の生きた時代背景、
影響を受けた人物
影響を与えた人物
とどんどん芋づる式に学びが深くなっていきます。

学習だけでなく、
目の前にある情報でも「背景を知る」という
物事の見方が身に付くようになってきます。

この情報はどこからきたものか?
1次情報はどこだろう?
信用できるものなのか?
なぜこの考え方、発信になったのだろう?
他の考え方はないのか?

数字だけ、現象だけを追うのではなく
目にした情報の数字、現象を
自分でジャッジできるようになれれば
不安や恐れは少しは和らぐし
次にとるべき行動が明確になります。

それでも、あえて
ロックはまるっと言っている意味が分かったら
感じる!バンドのエネルギーに自分のエネルギーを
同調させるような感じで
音の粒子の中に自分が溶け込むように
感じるのが一番だとふうでごうは思います。

今回和訳した「Smells Like Teen Spirit」
曲を作ったカート・コバーンがゴミって言ってるの
ですから、深読みはせず
当時の若者が熱狂したダークで否定的なエネルギー
を感じるまでです!

「Smells Like Teen Spirit」にフィーリングがあえば
是非この曲が収録されているアルバム
『Nevermind』を聴いてみることをおすすめします!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

     

風を感じて一人あるき。

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