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ChatGPTで「保存メモリがいっぱいです」と出たら?初心者でもできる対処法

楽しむAI
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ChatGPTのチャット画面中央上部にある「保存メモリがいっぱいです」が気になりませんか?
この「保存メモリ」とはChatGPTならではの機能「メモリ機能」のこと。
ChatGPTに搭載されている「メモリ機能」が上限に達したことを知らせるメッセージです。

この記事では、ChatGPT独自の「メモリ機能(保存メモリ)」の仕組みやその管理方法、そしてこのメモリがどこに記憶され、誰が・何のために記録しているのかについても、分かりやすく解説します。
ChatGPTの「メモリ機能」を使ってよりスムーズな会話ができるよう、ぜひ最後までお読みください。
(2025年5月12日の情報をもとに作成しています。)

ChatGPTのメモリ機能とは

ChatGPTの「メモリ機能」とは、ユーザーとの対話の中で繰り返し登場する情報(関心、使い方の傾向など)をメモ帳のようにChatGPTが記録し、よりスムーズでパーソナライズされた会話を実現するための機能です。
これは、有料プラン(ChatGPT Plus)および一部の無料ユーザーに段階的に提供されています。

メモリ機能の例
⭕️「私はフリーランスで、英語を勉強しています」と何度か伝えると、ChatGPTがそれを覚えて、次回以降の会話に反映する。
⭕️過去のやりとりからユーザーの好みや関心を把握し、より的確な返答を返す。

この情報はChatGPTの内部「メモリ」に保存され、ユーザー側で内容の確認・削除が可能ですが、自分で手動登録することはできません。

ChatGPTは長期記憶、短期記憶を持たない、マルチモーダル生成 AIです。
ChatGPTは、セッションごと(チャットごと)に文脈を保持しますが、セッションをまたぐ記憶(長期記憶)はありません。

ChatGPTが機能説明のための図解を作ってくれた。

ChatGPT「保存メモリがいっぱいです」はどんな状態?

このメッセージは、ChatGPTのメモリ機能が記録可能な容量に達し、新たな記憶が保存できなくなった状態を示しています。
この場合、設定画面から既存のメモリ内容を確認し、不要な情報を削除することでメモリの空きを作ることができます。

ユーザーの秘密保持を強く意識して作られているため、ChatGPTには長期記憶、短期記憶がありません。ChatGPTは大規模言語モデル(LLM)として大量の学習データからテキスト生成に特化したAIモデルです。

メモリ機能はどこで確認できる?

今回はパソコン画面でChatGPTのメモリを確認する方法を解説します。
スマートフォンでのメモリの確認、削除方法は以前の記事で紹介しています。下の記事をご覧ください。
記事を読む▶︎https://fudego.net/chatgpt-trybiginner-deletememory/

①「保存メモリがいっぱいです」横ℹ️をタッチ

ChatGPTチャット画面上部に「保存メモリがいっぱいです」が表示されている。
ふうでごう
ふうでごう

「保存メモリがいっぱいです」の表示がない場合。
画面右上「ユーザーアイコン」→「設定」→「パーソナライズ」→メモリ「メモリを管理する」の順番に進むとメモリが確認できる!

「保存メモリを管理」をタッチ

「保存メモリがいっぱいです」横のℹ️をタッチするとこのような指示が出てくる。

③設定画面に移るので、メモリ下「メモリを管理する」をタッチ

設定画面になるので、「メモリを管理する」をタッチ

④次の画面がChatGPTがチャットの中から記憶したメモリです。
必要のないメモリがあれば削除できます。
削除する場合は、それぞれのメモリの右横に🗑️のマークがあるので、消したいメモリはタッチをすると消去できます。

ChatGPTメモリ機能を使わない場合

ChatGPTとのやりとりを、メモリの影響を受けずに行いたい場合は、メモリ機能をオフにすることも可能です。
「保存されたメモリを参照する」をオフにすると、過去の情報は影響しません。

これは、過去の会話内容や傾向を反映させたくない場合や、まっさらな状態でAIと対話したいときに便利です。

設定画面 メモリ「保存されたメモリを参照する」をOFFにします。

この画面のボタンはONになった状態。ここをクリックすると、OFFになる。

ChatGPTに「短期記憶・長期記憶がない」設計のメリットは、ユーザー体験の安全性と柔軟性を両立するための設計哲学によるものです。そして、それ以上に「圧倒的な言語処理能力 × 多機能性」が、ChatGPTの最大の強みです。メモリ機能もまた「ChatGPTが記録として保持する範囲での記憶」に過ぎません。
基本的にはチャットごとの「セッション」でのみ文脈を保持し、チャットを終了すればその内容は保持されません。ただし、メモリ機能がオンになっている場合、ChatGPTはユーザーの設定・傾向をある程度記録するため、セッションをまたいで反映されます。

ChatGPTを楽しく安全に!MillenVPN▶︎MillenVPN

最後に:自分好みにカスタマイズできるChatGPT

「メモリ機能」のことを、「保存メモリがいっぱいです」と画面に表示されたことで、ChatGPTの「メモリ機能」の存在に気がついた方もいらっしゃるのではないでしょうか?設定画面で実際にメモリ内容を見てみると、自分の思考の傾向や会話のクセが見えてきて、自分を客観的に見るような感覚になります。ときに、 AIとの対話は自分の考えを整理したり、見つめ直したりする時間にもなります。
この記事が、あなたにとって“言葉と向き合う時間”のヒントになったなら、他の記事も覗いてもらえると嬉しいです。このブログでは、AIを「便利な道具」としてだけでなく、自分らしく生きるための“静かな相棒”として紹介しています。
これらの記事がお役に立ちましたら、是非SNS、お知り合いにシェアをしていただければ幸いです。

メモリ機能の容量など表を使って詳しく解説をしています。
ChatGPTの「担当者が変わる」「会話を覚えない」って本当?ルームの特徴と無料・有料メモリ機能比較   この記事を読む▶︎https://fudego.net/chatgpt-mystery/

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