初心者でもできるAIツール活用術|AI活用の基本を押さえよう(第1回)

楽しむAI
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このシリーズでは、
AIツールを使って、欲しい答えに、たどり着くために
必要な視点や使い方、ツールの違い、そしてプロンプト(AIへの質問の仕方)の工夫を、初心者の方にもわかりやすくお伝えしていきます。
目的は“AIを使いこなす”ことではなく、“自分のやりたいことを実現する手段としてAIを使う”こと。

私自身、何も分からない状態からスタートして、ChatGPT、Claude、Perplexity、Grokを使いながら、本や実体験も取り入れて学び続けています!
このシリーズは「初心者でもできるAI活用術」シリーズの第1回目です。

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AIって全部同じじゃないの?ツールごとに“得意”が違う

まず大前提として、AIツールごとに得意なこと・できることが違います。
だから「誰かが使って良かった」=「自分にも合う」とは限りません。
私は、次の4つのツールを使い分けています:
ChatGPT、Claude、Perplexity、Grokそれぞれの得意なことを解説します。
それぞれ無料版があり、日本語でチャットできます。

💬 ChatGPT(OpenAI)

  • 対話が得意。発想を広げたり、アイデア出しに向いている
  • 英語・日本語ともにバランス良く使える
  • 文書の構成や文章チェックにも強い
  • 無料版でも十分使えるけど、チャット数に制限あり
ChatGPTスタート画面 私の学びの場所。

🧠 Claude(Anthropic)

  • 日本語が自然で、読書好きの人におすすめ
  • 会話がとても丁寧で、文脈をしっかり読み取ってくれる
  • 質問の意図をくみ取って、深い思考を促してくれる印象
  • トレンドを入れたSNS発信のアイデア出しにも使える
  • 無料版は5チャット可能(チャットが終了したら、次使えるまで5時間かかる)
Claudeスタート画面。無料版なのに、特別感がある。

🔎 Perplexity

  • 「今起きていること」を知るのに便利
  • インターネット検索とAIの中間のような存在
  • 引用元が表示されるので、裏付けを取りたい時にも便利
  • 英語で聞くと、海外のトレンドも拾える
  • 無料版は1日5チャット可能
Perplexity スタート画面。ここからチャットスタート!

🛰️ Grok(X Premium)

  • SNS連携が特徴。特にX(旧Twitter)での情報探索に強い
  • SNSに強く、特にX内の検索も可能
  • とてもフレンドリーで、個性があり、自由
  • 理数系が強く特に宇宙に関しては知識が深い
  • 無料版はX登録で使える。1回20チャット(数時間後チャットが再開可能)
Grok スタート画面。Grokのロゴ宇宙感たっぷり!

補足:他にもGoogleの「Gemini(旧Bard)」などもありますが、この記事では私が実際に使っているツールにしぼって紹介しています。

自分に合ったツールを見つける

「どれが一番いいですか?」という質問をよく見かけますが、正解は一つではありません。私がたどり着いた答えは、

「やりたいこと」から逆算して選ぶことが大事
ということ。
たとえば、

やりたいこと向いているツール
アイデアを出したいChatGPT / Claude
記事を書きたいChatGPT / Claude
最新情報を調べたいPerplexity / Grok
SNSと連携した情報が欲しいGrok / Claude
英語の情報も読みたいPerplexity + DeepL(翻訳)

各AIツールの簡単な成り立ち

🟦 ChatGPT(OpenAI)
アメリカの企業「OpenAI」が開発した対話型AI。2022年11月に一般公開され、大きな話題に。人間のような自然な会話ができるのが特徴。

🟩 Claude(Anthropic)
「安全なAI」を重視する企業Anthropicが開発。名前は数学者クロード・シャノンに由来し、慎重で丁寧な回答が得意。2023年3月に初公開。

🟨 Perplexity AI
検索エンジンのように情報を集めて、出典付きで答えてくれるAI。2022年頃から開発が始まり、2023年以降、精度が大幅にアップ。

🟥 Grok(xAI)
イーロン・マスクが率いる「xAI」が開発したAI。X(旧Twitter)と連携して最新情報に強い。2023年11月に登場。

注意しておきたいこと:AIは「間違える」こともある

AIはとても便利なツールですが、

「AIが出した情報=正解」とは限らない
という前提は、いつも忘れずに持っておくことが大切です。

なぜなら、多くのAIはネット上の情報や、大量の学習データをもとに文章を生成しています。
そこには正確な情報もあれば、古い情報、誤った情報が含まれていることもあります。
私は、AIで調べたことを本や信頼できる情報で補完しながら使うようにしています。
だからこそ、ツールを「鵜呑みにしない」視点は、AI時代の大事なリテラシーの一つです。

AIの出力には「ハルシネーション」と呼ばれる創作的な誤情報が含まれることがあります。正確な情報が必要な場合は、複数の情報源(本や公式サイトなど)で確認を!
「AIの“ハルシネーション”は、間違いでもあり、創造の源でもある。使い方次第で、“嘘”がアイデアに変わる。」とChatGPTが表現してくれました。

最後に:いかにAIを上手に使えるか。

AIを使えば、やりたいことがすぐに形になる——
そんな話を聞いて「自分にもできるかも」と思って始めてみたけれど…
「思ったような答えが返ってこない」
「何を聞いたらいいのか分からない」
そんな経験はありませんか?

聞いても、聞いても、本当に欲しい答えに辿り着けない。
これ、現実の世界でもあります。アイデアはあるのに、どうしたらいいか分からないという
葛藤に、長い年月、苦しみました。
同じようにAIツールも、知識の宝庫(間違った情報もありますが)なのに、
欲しい答えに辿り着かないという経験をしています。今でも。
特にChatGPT、Grokは文章からユーザーの意図を読もうとしてくれます。
なので、ハヤトチリも多いのです。
「いや、答え違う!」と思いながら、1チャット使う。
でも、もっと深くを知りたいから、何度も聞く。そうしているうちに、チャット制限がかかる。
そんなんことを繰り返してきました。
これからのシリーズを学んでいただいて、その葛藤から抜け出すお手伝いができれば幸いです。

このシリーズの意図は、あなたが出会いたい情報にたどり着くためのプロンプトの作り方です。
プロンプトを差し上げるわけではありません。基本的な考え方。どんな情報でも、プロンプトをあなたご自身で工夫し、試行錯誤し、答えに辿り着ける方法をお伝えできればと思っています。

では次回、「AIの種類」って?使う人が知っておきたい分類と特徴をお届け予定です!

最後までお読みいただきまして、ありがとうございます。


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