こんにちは、ふうでごうです。
今回は、デビューはロックバンド「ポリス」のベーシスト兼ボーカル
としてスタート、現在もなおファンを魅了し続けている
スティングの1987年のアルバムに収録の曲
Fragile フラジャイル Sting スティング
を和訳しました。
このスティングのフラジャイルは未曽有の大災害や苦境に世界が
陥った時、耳にすることが多くなる曲です。
この曲がわたしたちに問いかけていることを
和訳を通して感じてみてください。
目次
超簡単にスティングとは
スティングは1951年生まれ、イギリス出身のミュージシャンです。
昨年2019年の秋には日本公演を行っています。
1977年にロックバンド「ポリス」を結成、
ベーシスト兼ボーカルとして、活躍
1984年にバンド活動を中止し、
1985年からソロ活動を本格的にはじめます。
今回和訳した「フラジャイル」は
1985年にリリースしたアルバム
「… Nothing Like the Sun」
に収録されたものです。
同じアルバムの中には
おそらく聴いたことのある曲
「Englishman In New York」
も収録されています。
スティングは社会活動にも熱心で
特に地球温暖化、移民問題に力を入れています。
ポリスのころのスティングは
鋭くとがった刃物のような感じが
していましたが、
歳を重ねるごとに、
柔らかな雰囲気が出てきて
渋い叔父様!
でも、目の鋭さは
若い頃より増したような。。。
スティングのような歳の重ね方は
とても魅力を感じます。
Frafile Sting 和訳歌詞
If blood will flow when flesh and steel
are one
身体と鋼が一つになった時、血が流れ
(体にナイフが刺さった時)
Dying in the color of the evening sun
赤い夕陽のような色に染まる
Tomorrow’s rain will wash the stains
away
翌日の雨は血の跡を流してしまう
But something in our mind will
always stay
けれど、わたしたちの心にはいつも
傷跡のようなものが残るだろう
Perhaps this final act was meant to
clinch a lifetime’s argument
ひょっとすると、
この最終行動は人生の議論を決定的にする
That nothing comes from violence
暴力からは何も生まれず、
And nothing ever could
それにこれまで何も出来なかった
For all those born beneath an anger star
怒りの星の下に生まれてきたにもかかわらず、
Lest we forget how fragile we are
人間がこんなにも
もろいということを忘れはしまいかと
On and on the rain will fall
雨は降り続くんだ
Like tears from a star
まるで星が涙を流しているようだ
Like tears from a star
まるで星が涙を流しているようだ
On and on the rain will say
降り続く雨は言うだろう
How fragile we are
なんて人間はもろいんだ
How fragile we are
なんて人間はもろいんだ
On and on the rain will fall
雨は降り続くんだ
Like tears from a star
まるで星が涙を流しているようだ
Like tears from a star
まるで星が涙を流しているようだ
On and on the rain will say
降り続く雨は言うだろう
How fragile we are
なんて人間はもろいんだ
引用:歌詞 Fragileより
和訳 ふうでごう
ふうでごうのつぶやき
怒りの波動というものは
なぜか周りの人に影響します。
この「怒り」というものはやっかいで
自分を含む何人かがいた時、
1人が何か不平不満があって「愚痴」を言ったとします。
その人をグッチーにしましょう。
グッチーが言っていることに賛同していなかったとしても
他の人がグッチーの「愚痴」に賛同したり、
思ってもみなかった人の愚痴を言い始めたとします。
なんだが自分も無性にイライラしてくるんですよね。
別に、「愚痴」の対象の人が今まで気になっていなくても
たとえ、自分がその「愚痴」に乗らなくても
なんか胸のところがムカムカしてくる。
そんなことありませんか?
これ、とても不思議なことで、
「幸せ」を伝播するよりも、
「怒り」が伝わる方がなぜか強力で
周りの人をたくさん巻き込んでしまうのです。
言うつもりのない悪口を一緒に言ってしまったり、
グッチーの言ってることが本当かななんて思ってしまいます。
後で考えたら、なんであんなこと言ったんだろう
って自己嫌悪に陥るはめに。。。
「怒り」の波動に巻き込まれないために、
できることは、
グッチーの愚痴がはじまったら、
その場を離れるのが一番。
離れられない時には、
グッチーの波動に巻き込まれないように
口を閉じておくようにするしかないのです。
もし、言ってしまったら、
仕切り直し、
また、同じ状況になった時、
グッチーの流れに乗らないよう
自分を冷静に保つ。
ふうでごうはそうしています。
でも、一緒に流れにのってイライラしてしまう
ことが頻繁に最近はあります。
何が本当のことなのか、
本当のことを知る目を養うしかないですよね。
人間として成長できるかどうか
試されている時だと痛感しています。
最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。