【和訳/歌詞】Sia(シーア)Chandelier(シャンデリア)~シーアを知るにはこの曲ははずせない!

こんにちは、ふうでごうです。

既に何度か取り上げているSia(シーア)を語るには外せない曲を
ご紹介します。

Chandelier(シャンデリア)  Sia(シーア)

この曲をリリースする前より有名だったシーアですが、
この曲がきっかけで世界中に知られるようになりました。

目次

顔をボブヘアーで隠しているのは。。。

Sia(シーア)は1990年代半ばからシンガーソングライターとしての
キャリアがあり、楽曲提供もしてきました。

リアーナ「ダイヤモンズ」
ビヨンセ「プリティ・ハーツ」
マルーン5「マイ・ハート・イズ・オープン」

など、楽曲提供した曲はヒット、
このころ引退を考えていましたが、
作る曲がどんどん売れていき
最終的にシンガーとして顔を見せないで音楽活動を続けることに。

そんな中、ボーイフレンドを交通事故で亡くしたショックから
アルコール・薬物に手を出し、うつ病にも。。。
友人の支えにより治療を受けようとする矢先、
バセドウ病を患う。
現在は体調は回復しているようです。

このような経験から、Sia(シーア)の曲には
腹の底から人を応援する様なパワーがあります。
美しい言葉で歌詞を連ねるというよりは、
腹の底の言葉を紡ぐような歌詞、曲がたくさんあります。

顔を隠した最初のアルバム

今回、紹介する Chandelier(シャンデリア)は
顔を隠しだして出した最初のアルバム

1000 Forms OF Fear(2017年7月リリース)

の中からの最初のシングルです。

これが世界中で爆発的に売れてSiaの名前は世界中の
音楽ファンの知るところとなります。

シャンデリアが売れた要因の一つが
シャンデリアのミュージックビデオにありました。

YouTubeのこのミュージックビデオ 21億回の再生数なのです!

ここでパフォーマンスをしている女の子。

かわいらしくもあり、無機的でもあり
もの悲しい曲なのに、
もてるパワーを発散して踊る
おかっぱ頭の女の子マディ・ジーグラー(当時11歳)
のパフォーマンスにミュージックビデオを見た人は
釘付けになったのです。

この曲はSis(シーア)がアルコールに依存していた時に
書いたとも言われていて、
もしそうだとしたら、
その時の心情が鮮やかに描かれている傑作だと思います。

このままではダメだと思いながら、
また同じ日々を過ごし、
自己嫌悪に陥る
という連鎖を描いています。

Chandelier(シャンデリア)Sia 歌詞・和訳

Party girls don’t get hurt
Can’t feel anything, when will I learn
I push it down, push it down

パーティガールは傷つかない
何も感じない。いつになったら学ぶのだろう?
こんな感情を押し殺して、押し殺して。

I’m the one ” for a good time call”
Phone’s blowin’ up, ringin’ my doorbell
I feel the love, feel the love

わたしは“都合のいい女”
電話は鳴り続き、ドアベルが鳴りびびいてる
(そんな状況に)愛を感じるの、愛を感じるの


123, 123, 123, drink
123, 123, 123, drink
123, 123, 123, drink
Throw’em back till I lose count

123,123,123、煽って(飲んで)
123,123,123、煽って(飲んで)
123,123,123、煽って(飲んで)
数えられなくなるまで、一気に飲むの

I’m gonna swing from the chandelier
From the chandelier
I’m gonna live like tomorrow doesn’t exist
Like it doesn’t exist

シャンデリアのように揺れるの
シャンデリアのように
明日が存在しないかのように生きるの
明日が存在しないかのように

But I’m holding on for dear life
Won’t look down, won’t open my eyes
Keep my glass full until morning light
‘Cause I’m just holding on for tonight

けれど、この生活を続けるの(明日が存在しないように生きているのに)
自分を見たくないし、目を開けたくない
朝の光が差し込むまで、グラスを空けないようにしてるのは
今晩のために、ただしがみつくためなの

Help me, I’m holding on for dear life
Won’t look down, won’t open my eyes
Keep my glass full until morning light
‘Cause I’m just holding on for tonight

助けて! この生活を続けるの
自分を見たくないし、目を開けたくない
朝の光が差し込むまで、グラスを空けないようにしてるのは
今晩のために、ただしがみつくためなの

※からここまで繰り返し

Sun is up, I’m a mess
Gotta get out now, gotta run from this
Here comes the shame, here comes the shame

太陽が出て、私はぐでぐでになってる
早く出で行かなきゃ、ここから逃げなきゃ、
羞恥心が襲ってくる、羞恥心が襲ってくるの。


引用: 歌詞 Chandelierより
和訳: ふうでごう

あとがき

シャンデリアとは一体何なのか?

ふうでごうのシャンデリアは1本の電線に
豪華なガラスの球が沢山垂れ下がっている
3段ぐらいのウエディングケーキを逆さにしたようなものを
イメージしています。

いろんなサイトで

I’m gonna swing from the chandelier

の和訳を見てみましたが、
沢山の解釈がありました。

ふうでごうは、
電線一本で思いシャンデリアが吊られていて
揺れることで危うさを表現しているのでは?
と思い
この歌の主人公が
キラキラしているけど、
電線が切れると床に落ちてグシャグシャに
なってしまうような
危うい生き方を
シャンデリアに例えていると捉えました。

洋楽の良さは、
日本語の歌詞よりも、
英語の歌詞から、自由な発想ができること。

もちろん、作詞者にはそれぞれの歌詞に
きちんとした思いはあると思うのですが…

こんな捉え方もあるんだ、という
新しい見方を共有していただければと思いますし、
ふうでごうの和訳を読んで、
こんな見方もあるんだと発見に繋がっていくとうれしいです。

しかし、シーアの歌詞は生々しさがあって
本当にパワーがあります。

他にも、おススメしたい曲がたくさんあるので
楽しみにしていてください。


最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。

     

風を感じて一人あるき。

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